知能:人間並み　知覚:五感（暗視）　反応:敵対的
言語:巨人語、汎用蛮族語、妖魔語、魔神語　 生息地:森、廃墟、魔域
知名度／弱点値:18／23　弱点:物理ダメージ+2点
先制値:20　移動速度:22／－
生命抵抗力:16(23)　精神抵抗力:16(23)　穢れ点:4　

部位数:2（上半身／下半身）　コア部位:上半身

💬変型攻撃
　肉体が目まぐるしい変化を繰り返し、間合いを掴ませません。
　この魔物の命中力判定に対抗する判定が「回避力判定」ではなく「危険感知判定」となります。
　リスクとして、命中力判定に-2のペナルティ修正を受けます。

⏩妖魔化
　一瞬で肉体を任意の2レベル以下の蛮族のものに変化させます。
　「⏩妖魔化」している間は、1部位となり、［部位：上半身］のデータのみで活動できます。
　“穢れ”と移動速度（グレムリンやフーグルなどであれば飛行も可能）は変化後の蛮族と同じになります。
　「⏩妖魔化」の解除もやはり補助動作で行います（“穢れ”は4点に戻ります）。

○攻撃障害＝+4・なし
　大きさが攻撃を妨げます。
　［部位：上半身］は、近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
　［部位：下半身］のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。

　身長3m強の、体毛がない痩せた巨人です。落ち窪んだ眼窩の奥に、爛々と光る眼があります。
　肉体的には他の巨人族に劣りますが、小鬼に変身する能力を持っており、危険性においてはむしろ勝るほどです。ゴブリンやグレムリンが相手だと侮る人族を、絶望の底へ叩き込むことが、この魔物の娯楽です。
　ときにはコボルドに変身して、人族の街の奥深くまで潜り込む場合もあります。しかし味覚が異なるため、調理させると非常に塩味の強い料理ができあがり、おおよそ食べられたものではありません。
　狂神ラーリスをおもに信仰する珍しい蛮族のひとつであり、ときにはガルガンチュアなどと組んで、魔神の計画に加担します。単純な戦闘能力は高いものではありませんが、肉体を自由自在に伸縮させて、さまざまな妖魔の姿を交えながらの攻撃は、容易には見切れないでしょう。