知能:人間並み　知覚:魔法　反応:中立
言語:妖精語、魔神語、魔法文明語　 生息地:ブランブルグ付近
知名度／弱点値:21／24　弱点:魔法ダメージ+2点
先制値:23　移動速度:25／25（飛行）
生命抵抗力:21(28)　精神抵抗力:20(27)　穢れ点:0　

部位数:2（にんじん／本体）　コア部位:なし

○土無効

○精神効果無効

▶幻影の城　　触ることができ、実物とまったく同じように扱われる、幻影の建造物を作り出す
　作成者であるこの魔物が望むか死亡すると、建造物はおよそ10分で崩壊し消滅する
　※この能力の詳細は、シナリオの都合に応じ、GMが自由に設定して構わない

○幻影の城主　　自身が「▶幻影の城」で作り出した幻覚の内部に存在する場合、
　あらゆる行為判定に+2のボーナスを得る

○城内転移　　自身が「▶幻影の城」で作り出した幻覚の内部に存在する場合、
　内部の好きな場所へテレポートできる。戦闘時には《影走り》を習得しているものとして扱う

○ブリリアントパワー　　［にんじん］［本体］いずれかのHP0以下で、残った部位が「○2回行動」を得る

⏩ブリリアントキャンセル　　自身が望まずに受けている効果を一つ、消去する。効果は部位ごと
　達成値の比べ合いなどは不要だが、使用するとHPとMPが10減少。1Rに1回制限

▶変なブレス／20（27）／生命抵抗力／半減
　「射程／形状：2（30m）／貫通」で、「2d+22」点の土属性魔法ダメージ
　口（？）からぶわわっとすりおろしにんじんジュースのようなものを吐き出す謎の攻撃

💬全力攻撃Ⅲ　　打撃点+20、リスクとして回避-2

▶真語魔法、操霊魔法14レベル／魔力20（27）

○💬▶魔法適性　　《ルーンマスター》《魔法拡大／すべて》《魔法収束》《魔法制御》
　《ターゲッティング》《鷹の目》《マルチアクション》を習得

💬薙ぎ払いⅡ　　近接攻撃可能な位置にある任意の5体まで攻撃

○連続攻撃Ⅱ　　攻撃命中時、同じ対象にもう1回攻撃可能。3連撃まで。「💬薙ぎ払いⅡ」からは発生しない

　幻覚を得意とする下位魔神メルマザール（2.0BT155）が、ブリリアント化したと思われる魔物。
太い角を持つ目のない頭部、巨大な一対の目が付いた胸部、無数の触手が生えた背中、という本体に、
でっかいにんじんが重なり合って存在するような、奇妙な姿をしています。
自身の能力で作り出した幻影の中に住まい、外へ出てくることはほとんどありません。
幻覚の内部では能力が上昇。戦闘では転移能力を生かして後衛から狙ってくるため、脅威となるでしょう。

“ニンジーナ総合魔法塾”の塾長、ニンジーナ・カロロッツォの著した『ブリリアントな魔物たち』によれば、
　『建造物作製能力は極めて便利なようだが、死ねば消えるので当てにはできない』
　『とはいえ、労なくして好みの城を作らせることができるため、魅力的ではある』
　『基本的に城外で戦うことはないため、実レベル以上の強敵と言えよう』・・・とされています。
ただしニンジーナ塾長はトラブルメーカーとして悪名高く、この書を参考とするものはほとんどいません。