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"忘れ去られた魔動機"シェル・ブレード
知能:命令を聞く 知覚:魔法 反応:命令による
言語:なし  生息地:遺跡
知名度/弱点値:14/18 弱点:雷属性ダメージ+3点
先制値:15 移動速度:50(車輪)/20(多足)
生命抵抗力:12(19) 精神抵抗力:14(21) 穢れ点:  
攻撃方法 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
主砲(排熱塔)12(19)2d+1511(18)104057
副砲(耐魔装甲)13(20)2d+1312(19)840-
翼刃(展開翼)12(19)2d+1212(19)1260-
踏みつけ(脚部)10(17)2d+1010(17)870-
部位数:4(排熱塔、耐魔装甲、展開翼、脚部) コア部位:排熱塔
特殊能力(◯:常動型 〆▶:主動作型 ☆⏩:補助動作型 ☑💬:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型 △:戦闘準備型)
●全身
ターゲッティング&鷹の目
 乱戦内のキャラクターを狙っても誤射を起こしません。また、遮蔽越しに目標を定めることも可能です。

機械の身体
 刃武器から、クリティカルを受けません。

戦闘特技《ターゲッティング》《鷹の目》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大すべて》を習得しています


威力調整
 基本的に、魔物データとしての魔動機がカテゴリ〈ガン〉を使用して、打撃点分のダメージを与える分には、【~バレット】系の使用は必要ありません。この魔動機の使用に際し、あえて【~バレット】系の魔動機術を使用した場合、ダメージは「威力表+魔力11、C値⑩」として扱います。



●排熱塔
ガン
 副砲は「射程:50m」で装填数1のカテゴリ〈ガン〉の武器として扱います。

装填
 機関砲の弾薬を完全に装填します。


魔動機術9レベル/魔力11(18)


格納
 [部位:排熱塔]は機体内部に格納されており、あらゆる近接攻撃・遠距離攻撃・魔法行使の対象として選択することができません。ただし、範囲に効果を及ぼす能力(範囲にダメージを与える魔法含む)の効果の対象としては含まれます。また、格納状態にある[部位:排熱塔]が魔法ダメージを受けた場合、その適用ダメージ点と同じだけ、[部位:排熱塔]のHPを回復します。

排熱
 いずれかの部位が「雷属性」の「0」点以上のダメージを受けると、1ラウンドの間、排熱のために[部費:排熱塔(コア)]が露出します。露出状態時、「○格納」に書かれている「すべての能力」は無効になります。


噴き出す蒸気/11(18)/生命抵抗力/必中
 [部位:排熱塔]に近接攻撃を行ったキャラクターは、「1d」点の確定ダメージを受けます。

●耐魔装甲
ガン
 副砲は「射程:1(10m)」で装填数3のカテゴリ〈ガン〉の武器として扱います。

装填
 機関砲の弾薬を完全に装填します。


耐魔装甲
 対魔神戦を想定して作られた装甲が、装甲表面におけるマナの影響を軽減します。
 [部位:対魔装甲]が受ける魔法ダメージは「-10」点されます。

内部装甲
 [部位:対魔装甲]のHPが0になった場合、[部位:排熱塔]が露出していない状態でも、命中力に「-2」点のペナルティ修正を受けることで、近接武器および射撃・投擲攻撃で対象に出来るようになります。


魔力充填
 「〆拡散砲」の発射準備を行います。この動作を1回行うたびに、「収束点」が1点上昇します。「収束点」の上限は3点までです。

拡散砲/11(18)/精神抵抗力/半減
 この能力は「収束点」が1点以上なければ使用できません。
 「射程:2(30m)」で「半径6m/20」の範囲に拡散砲を放ち、「2d+12」点の純エネルギー属性魔法ダメージを与えます。
 「収束点」が2点の場合は達成値に+2のボーナスがあり、+4点して算出ダメージを決定します。「収束点」が3点の場合には、達成値に+4のボーナス修正があり、算出ダメージは+8点します。
 この能力を使用すると、「収束点」は0点に戻ります。


充填
 大気中の物質を吸入し、分解・再構築を行って性質を変化させます。
 この能力を使用した場合、「毒素カウント」が+1されます。カウントの上限は「+3」です。
 この能力は、「⏩対魔神兵器」を使用したラウンドには使用できません。


対魔神兵器/10(17)/生命抵抗力/半減/毒属性
 「射程:自身」で「対象:1エリア(半径6m)/20」に猛毒のガスを放ち、対象に「2d6+8」点の毒属性魔法ダメージを与えます。
 毒素カウントが+2ならダメージを+2点します(合計2d+10)。+3ならダメージを+7点します(合計2d+15)。
 この能力は「毒素カウント」を消費します。カウントが「0」以下の時には使用できません。
 この能力は連続した手番には使えません。




●展開翼
稼動式装甲板
 補助動作で「防御形態」と「攻撃形態」を切り替えることができます。
 [部位:展開翼]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。

防御形態
 機体に翼が張り付くように、蛸や海月の足のように守っています。
 休眠状態時は防御形態として扱います。防御形態時に受ける魔法ダメージは抵抗に関係なく半減(切り上げ)されます。また、[形状:貫通]の能力の対象となった場合、ダメージを受けずに反射します。反射された場合、魔法を行使した術者は、行使時の達成値を目標値として回避力判定を行ってください。判定に失敗した場合、精神抵抗の余地なくダメージを受けます。

対蛮族兵器/10(17)/精神抵抗力/消滅/水・氷属性かつ病気属性
 「射程:自身」で「対象:1エリア(半径6m)/20」に悪臭を放つ非常に低温ガスを放ち、対象の動きを鈍らせます。抵抗に失敗した対象は「2d6+3」点の水・氷属性魔法ダメージを受け、続く1ラウンドの間、回避力に「-2」点のペナルティ修正をうけます。
  この能力は連続した手番には使えません。




攻撃形態
 およそ水平方向に立ち上がり、翼のように展開されます。
 攻撃形態時、防護点が「6」となり、打撃点が「18」となります。

 
▽▶回転攻撃/13(20)/回避力/消滅
 自身が存在する乱戦エリアおよび、乱戦エリアの中心から5m以内のすべてのキャラクター(自身の全部位除く)を対象として、近接攻撃を行います。回避に失敗した対象は、「2d+20」点の物理ダメージを受けます。
 この能力は連続した手番には使用できません。
 この能力は「攻撃形態」かつ「車輪移動時」にしか、使用できません。



●脚部
攻撃障害=+4・なし
 大きさが攻撃を妨げます。
 [部位:排熱塔][部位:耐魔装甲][部位:展開翼]は、近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス判定を受けます。
 [部位:脚部]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。

悪路走破&車輪移動
 通常時、この魔動機は車輪で移動します。また、すべての部位は、足場が悪いことによるペナルティ修正を「-2」まで無視します(「-3」より悪い修正は、そのまま受けます)。
 車輪移動時、移動速度を「50(車輪)」として扱います。[部位:脚部]のHPが30点未満になると、この能力は失われ、移動速度「20(多足)」となります。[部位:脚部]のHPが0以下となった場合、「◯悪路走破&車輪移動」の能力は失われます。


擱座
 [部位:脚部]のHPが0以下になった場合、[部位:排熱塔][部位:耐魔装甲][部位:展開翼]は回避力判定にー4のペナルティ修正を受けます。

 

戦利品
自動 脱出用部品(0G)
2~8 稀少な魔導部品(900G/黒白A)
9~13 未知の魔導部品(2,400G/黒白S)
14~ 掘り出し物の魔導部品(7,600G/黒白S)
解説
 魔動機文明時代末期、蛮族の大侵攻にまぎれて行われた魔神の氾濫に対抗するべく作られた魔動機です。遺跡などで対蛮族・対魔神用の武器や兵器を処理するために設置されました。
 ながい年月の果てに忘れ去られ、主の帰還を待って休眠状態についています。
 対魔神戦を想定しているため、侵入者は灰になるまで殺戮を繰り返すように設定されています。

 防御形態の見た目のイメージとしては片手を広げて(あるいは蛸が)りんごを上から掴んだような形状をしています。
作成者:えふぃりあ
最終更新 : 2020/03/01-23:51:10

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