あの日、彼/彼女は息を切らせて≪正々堂々たる隠者亭≫にやってきました。
彼/彼女の牧場が魔物に襲われているというのです。私たちは彼/彼女に馬を借り、全速力で牧場に向かいました...
牧場につくと5人の姉弟のうち2人の命は既になく、レッサーオーガ2体が彼らに成り代わっていたのでした...
悲しみに浸る間も無く、私たちはレッサーオーガを追い詰め、ルキさんは兄弟の仇を取ることができました...
しかし、その時、同時に、私たちの後方から、1体のレッサーオーガが迫っていたのです。
後方のレッサーオーガ、彼女の名はレオシーといいましたが、彼女は他のレッサーオーガと対立しており、
生き残った兄弟を匿っていたというのです。そして、私たちがレオシーを捕え、事情を詳しく聞いていたその時、
ーー彼女は自身にリープスラッシュを放ち、自ら命を絶ったのでした...
ルキさんは悩みます...「人族と蛮族の違いはどこにあるのだろうか...」と。
彼/彼女はその答えを探す旅に出ることを決めたようです。ルキさんの冒険に希望があらんことを願って...
メモ:特に印象に残っている場面とそこで生起した感情
・ルキから牧場の状況を聞いた場面
→[危機感][焦燥感]
・リキとロキが既に殺されていることがわかった場面
→[怒り][理不尽さ]
・レオシーが自ら命を絶った場面
→[悲しさ][やりきれなさ]
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