最終更新:2022-09-11
作成日時:2021-10-26
作成者:トーゴー
プリズンイーター 一覧
レベル 12 分類 植物 タグ エインズワース固有種 シルヴェストル伯爵領
生命抵抗力
15(22)
精神抵抗力
14(21)
先制値
16
知名度/弱点値
18 / 21
弱点
断空属性ダメージ+3点
知能
動物並み
知覚
魔法
反応
中立
移動速度
10(地上)
言語
なし
生息地
穢れ点
0
攻撃方法 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
触手(本体) 16(23) 2D+12 13(20) 10 131 41
蔦(蔦) 15(22) 2D+13 14(21) 8 100 12
蔦(蔦) 15(22) 2D+13 14(21) 8 100 12
部位数 部位内訳 コア部位
3 本体/蔦×2 なし
常動型:○ 主動作型:〆▶ 補助動作型:☆⏩ 宣言型:☑💬 戦闘準備型:△
●本体
○媚眼の芳香/15(22)/生命抵抗力/消滅
 この魔物から「半径30m」以内(基本戦闘では全エリア)にいるキャラクターは、自身の手番開始時に生命抵抗判定を行わねばなりません。失敗したら、「通常移動」で可能な限り、近づこうとします。動作は自由に選択できます(「制限移動」でしか行えない動作ができません)。
 すでに同じ座標にいるキャラクターは、この影響を被りません。この効果は毒属性として扱います。

▶微睡の芳香/16(23)/生命抵抗力/消滅
 この魔物と同じ座標にいるキャラクターすべてを眠りに陥れます。この効果は毒属性であり、毒に対する対策や対処が可能です。
 また、眠りに入ってしまった後は、精神効果属性としても扱います。【アウェイクン】の魔法や、呪歌【アーリーバード】など目覚めをもたらす効果で解除可能ですが、達成値の比べあいが必要です。〈アウェイクポーション〉では解除できません。

○捕獲器
 触手での攻撃が命中した対象を自身の捕獲器内に取り込みます。取り込まれた対象は、移動と脱出を試みる以外の主動作ができず、すべての行動判定にー3のペナルティ修正を受けます。この能力によって、絡め取っている間は、[部位:本体]は他のキャラクターを攻撃できません。この魔物自身が、対象を解放したいときには、補助動作によって自動的に行うことが可能です。
 対象が脱出を試みるときには、引きはがし処理(⇒ルールブックⅢ341頁)に従います。

▶溶解液溜り/15(22)/生命抵抗力/半減
 獲物を捕らえると同時に、この魔物は一面に溶解液を撒き散らし、地面を浸します。
 「捕獲器」によって取り込まれているキャラクター、及び転倒状態にあるキャラクターは「2d+10」の毒属性魔法ダメージを受け、同時に防具が破損します。
 この防具破壊効果を受けた場合、対象は自身の装備する任意の防具の防護点を-1しなければなりません。この効果は累積し、防護点が「0」の状態から、さらに「-1」することを選択したら、それは完全に破壊されます。防護点が減少した状態の防具は、その1点ごと、防具価格の10%(最大90%)を支払うことで、修理することが可能です。
 固定値の魔物がこの防具破壊効果を受けた場合、そのたびに防護点を-1します。効果は累積しますが、最低でも「0」までしか下がりません。
 この能力は、「捕獲器」によって取り込まれているキャラクターが存在しない場合使用しません。

⏩獲物を貪る/18(23)/生命抵抗力/消滅
 「捕獲器」によって取り込まれているキャラクターから体液を啜り、生命力を吸い取ります。
 1度でも生命抵抗判定に失敗した場合、対象は以後プリズンイーターの手番終了時に「10」点の確定ダメージを受け、同じ値だけ、[部位:本体]のHPが回復します。
 この能力は1ラウンドに1回しか使用できません。

⏩活性の蜜液/18(23)/生命抵抗力/消滅
 「捕獲器」によって取り込まれているキャラクターのHPを「15」点回復します。この能力は1ラウンドに1回しか使用できません。

●蔦
💬渾身攻撃
 打撃点を+8します。リスクとして、自身の回避力判定にー3のペナルティ修正を受けます。

○打ち倒す/15(22)/生命抵抗力/消滅
 蔦の攻撃が命中した対象を転倒させます。
戦利品
2~8 なし
9~11 強靭なつる(300G/緑A)×2d
12~ 生命の蜜(4,500G/緑S)
解説
 シルヴェストル伯爵領に存在する、警備用に品種改良された大型の食肉植物です。
 民が近づくことのない僻地の境界線沿いや重要施設周辺などに配置され、侵入者を引き寄せて捕獲器に取り込み無力化します。
 誤殺を防ぐ為に極力殺害ではなく鎮圧を優先し、転倒や睡眠など様々な手段で無力化を試みますが、金属をも溶かす溶解液を持つ為危険な植物であることに変わりはありません。
 捕獲された対象は尋問の対象となりますが、単なる賊であればそのまま消化されることもあるでしょう。罪なき流民だった場合は謝罪と共に解放されますが、それ以外の侵入者たちのその後を知る者は「存在しません」。