また一人・・・・ : 日誌
アルマス・リカラール  (投稿時キャラデータ) ゆうなぎはるな 2019-02-11

ここに来てかなりのときが経ったように思う。だからこういう話は時々聞くのだが。

今回の話も俺とは全く関係のない冒険者達の話なのだが(正確には以前一緒に行動した者がそのパーティにいたのだが)、色々と思うことがあるので、自戒の意味もこめて書いておきたい。

その冒険者達は6人パーティだった。帰ってきたときは一人死んで五人パーティになっていた。

詳しい話は報告書に譲るが、冒険者がいかに厳しい過酷な職業か改めて思い知らされる。ちょっとした判断ミス、ちょっとした事故、それが死に直結している。まして、それが敵との最前線で戦う戦士ならなおさらだ。

巡回神父として地方の村々に派遣されてそこでハルーラの教えと共に子供達に教鞭を取っている時、いつも思う、この子達の未来にハルーラの良き導きあれと。しかしいかにハルーラといえど、すべての人間に星の導きを与える事は不可能だろう。でなければ、冒険者などお呼びじゃあるまい。

神ならぬ身の人間の俺、星の導きを指し示す事も、その導きを守る為に戦う戦士の腕も未熟だ(それでも短期間にマルチアクションができるようになっただけまだマシだろうが)。
 
俺の事を気に入ってくれているサーニャ、そして共に肩を並べて依頼を受けてくれている百の剣亭の冒険者の仲間達、ハルーラ神殿の護法騎士の旧友達、総長と義姉さん‥‥どうかハルーラよ。不良神父の俺の祈りに応えてくれるかわからないが、どうか全ての縁あるものに星の導きを。

追伸:ハルーラよ、自身で「こわれた」と言っている彼女には優先して星の良き導きを頼む。そして俺がこれから組むパーティの仲間達は、誰一人、天寿を全うするその時まで、星の導きから外れて逝かせはしない事を改めて誓おう

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