今日の冒険は、書くのが、大変。
でも、女将は「そういうときこそ書き連ねておくもんさね!」って言った。
…そういうもの?
差別は、苦しい。
周りからひそひそ言われるのも、嫌。
私は、ソレイユ。
ちゃんとした、ソレイユ。
他のソレイユとは違うかもしれない。
でも、私は、私。
それだけで、いい。
……そう、思ってる。
今も、そう、なのに。
あの村で言われた言葉が、残ってる、苦しい。
私、穢れてない。でも、村の人、穢れてる、言った。
小さくて、暗い。ソレイユ、違う。
…まぁ、ほかのソレイユとは、違う、から、
そう、思う、かも。
私、は、5歳から、一人。
ソレイユらしさも、知らない。
温かい、も、わからない。
苦しい、しか、わからない。
悲しいは、忘れちゃった。
忘れちゃった、はずなのに。
なんで(涙の痕で滲んで読めない)だろう。
行った村には、忌み子?っていうの、いた。
生まれた時から、絶望だった、けど、周りに、人、いた。
私より、ましな気がした。
私とは、違う。
周りの人が、いたのに、それを、お互いに、捨てた人。
私は、歩み寄る人なんて、いなかった。
なんで私は、殺されかけた?
なんで、あの人は、殺されることなく、ずっと、生きていられた?
羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい
…なんで、私は、
私、だけ
くるしくないと、いけない?
倒した後も、結局、悪いこと、いっぱい、言ってた。
普段助けてもらってたくせに、悪いこと、いっぱい言った。
腹立った。でも、理由は、わからない。
あんなに、あがいたのに、報われない。
…………私ほどじゃないけど、きっと、苦しい。
苦しいは、ないほうがいい。
あんなに言い合いしたのに、
私より、絶望、小さくて、よかった。
あれなら、前、向けると思う。
私は、まだ、前は向けない。
5歳で、一人になって、それからずっと、殺されかけてきた。
暗殺者は、まだ、私を探してるし、親戚たちは私を完全に消し去りたいらしい。
………私は、生きてたら、いけない子?
苦しいと、腹立つ、しか、わからない、私は、
生きてたら、いけない子?
母様、父様、(涙で滲んで読めない)
目から出ているこれは、何? |